現在の日本人の大多数には、陰気で汚れた色という以上の値打ちは、この色からは見出しがたいというのが現実の反応です。
もし、系統的に整理分類された色票類を見たことがない人だったら、オリーヴを黄の仲間として分類できる人は少ないにちがいない。
黄の暗色には、黄色の面影よりも、むしろ緑との親近性が感じられるくらいです。
それほどオーヴとオリーヴグーンの差は紙一重なのです。
ラテン語で、黄の語源は薄い緑ということであったのも無理はないと思われるほど、黄色は暗くなり黒に近づくに従って、緑っぼく感じられるようになる。